【フランス】【長期留学】持ち物リスト!
ここに書いてあるものを持っていけばまず大丈夫。そんなリストを目指しました。表の下に詳しい説明がそれぞれあるので、参考にしてください。それでは早速行きましょう!
スーツケース | ★★★ |
パスポート・ビザ | ★★★ |
証明写真 | ★ |
戸籍謄本 | ★★ |
航空券 | ★★★ |
奨学金の受給証明 | ★★ |
海外旅行保険の証書 | ★★★ |
クレジットカード・デビットカード | ★★★ |
お金 | ★★★ |
スマホ | ★★★ |
電子辞書 | ★★~★★★ |
電池 | ★ |
パソコン | ★★★ |
アダプター類 | ★★★ |
カメラ | ★ |
コンセント変換プラグ | ★★★ |
変圧器 | ★★ |
スマートスピーカー | ★ |
圧縮袋 | ★★★ |
衣類一式 | ★★★ |
靴 | ★★★ |
タオル | ★ |
折りたたみ傘 | ★★★ |
カバン類 | ★★★ |
冷えピタ | ★★ |
常備薬 | ★★★ |
日焼け止め | ★ |
サングラス | ★★ |
虫除けスプレー | ★ |
絆創膏 | ★★ |
カイロ | ★★★ |
小型の裁縫用具 | ★ |
爪切り | ★★ |
歯ブラシ・歯磨き粉 | ★★ |
石鹸・洗剤類 | ★★ |
洗濯ネット | ★★★ |
文房具 | ★★★ |
本 | ★★ |
食材 | ★~★★★ |
スーツケース★★★
まずすべてのものを入れるための基本。買う航空券の種類によって異なりますが、1つか2つはスーツケースを預けられると思うので、持ち込める(持ち運べる)数だけのスーツケースを用意しましょう。現地での小旅行などの際に非常に有用なので機内持ち込みできるサイズの小さいスーツケースもおすすめですが、こちらは現地で購入するという選択肢もあり。
軽いスーツケースにするとその分入れられる荷物の量が増えます。個人的なおすすめはサムソナイトのスーツケース。軽さがダントツで耐久性もしっかり。
書類系
以下に出てくる書類は超重要なものがほとんど。万が一なくしてしまった時などのために、必ずスキャンデータを取っておくようにしましょう。フランスでビザを更新した際は、スキャンデータをアップロードする必要がありました。また、出発前にコピーを取り、家族に預けておくといったことも重要です。
パスポート・ビザ★★★
一番大切。パスポートがないとそもそも飛行機に乗せてもらえません。長期留学の場合はパスポートの有効期限にも特に注意が必要。残存期間が1年を切っているような場合には事前に更新をしておく場合があります。
また、短期の滞在の場合ではビザが不要なケースも多いですが、長期留学ではビザがほとんどのケースで必要になります。フランスでは、修士課程までの場合は学生ビザの取得が必要になるかと思います(博士課程の場合は研究者ビザとなる場合も多いようです)。状況によって取得するべきビザは異なるので、不明点があれば各国の大使館に問い合わせるのが確実でしょう。
なお、パスポートケースはなくても大丈夫ですが、あると便利。ケースに入れておくだけで曲がったり汚れたりすることを防止できますし、航空券やカード類をまとめて保管しておくのに便利です。ただし、まとめて管理する場合はその分なくした際のリスクも大きくなるので、取り扱いにはより注意が必要になります。
証明写真★
パスポートをなくしてしまったときなどに必要。万が一に備えて持っておいてもいいでしょう。現地で使用するものについては国によって規格が異なったりする場合も多いため、現地で撮ったほうがいい場合もあります。
戸籍謄本★★
パスポートをなくしてしまったときなどに必要。ただし、発行日から6ヶ月以上経過してしまうと使用できなくなってしまうので、出国直前に取得するのがおすすめです。
また、フランス留学の場合、入学手続きやビザの更新、社会保険の加入などで Acte de naissance と呼ばれる書類が必要になります。フランスにある日本国大使館・領事館に戸籍謄本を持ち込むと9ユーロで Acte de naissance に相当する翻訳を作成してもらうことができるので、必須書類と言えるでしょう。この場合も発行日から6ヶ月以内でないと翻訳してもらえません。
航空券★★★
渡航に際して必要。現在はアプリで完結する場合も多いですが、奨学金をもらっている場合などは証明のために紙の搭乗券をもらっておくようにしましょう。
奨学金の受給証明★★
奨学金を受給している場合は、英語かフランス語で記された奨学金の受給証明を持っておくべきです。現地でビザを更新することになった場合の資金力証明として使う可能性があります。
海外旅行保険の証書★★★
ほとんどの方が加入されると思います。留学中は何が起きるかわからないので、海外旅行保険は必須といえるでしょう。可能な限り現地語・英語で記されているものを手に入れておきましょう。
クレジットカード・デビットカード★★★
海外で多額の現金を持ち歩くのは危険なので、クレジットカードやデビットカードを使えるように準備しておきましょう。日本にいるときからクレジットカードを使っていた場合は使い慣れているカードを持ってくるのがいいと思いますが、そうでない場合はデビットカードの利用もおすすめです。口座に入っている金額までしか利用できない上、使った瞬間に口座から引き落とされる場合がほとんどなので、お金の管理が楽になります。日本の口座と紐付けておけば、送金の際なども簡単で便利です。
お金★★★
長期留学の場合、現地で銀行口座を作る場合も多いと思います。そちらの口座に送金できることがほとんどですし、クレジットカードなどを使う場合も多いので、あまり多額を持っていく必要はありません。海外キャッシングを使って現地のATMからお金を引き出すこともできます。しかし、日本からの到着時は荷物も多く、その時点で現地で現金を下ろすのは置き引きのリスクなどもありますので、到着後数日くらいは現金のみでも生活できるようにしておいたほうがよいでしょう。2万円分ほどの現地通貨を持っていけば十分かと思います。現地での使い勝手がいいよう、少額の紙幣を多く持っていくことをおすすめします(10ユーロや20ユーロなど)。
家電・電化製品など
大きな物は現地で調達すれば全く問題ないですが、日本から持っていったほうがいいものもそれなりにあります。
スマホ★★★
当たり前ですが必須アイテムです。必ずSIMロックを外していくようにしましょう。
電子辞書★★~★★★
辞書は今どきスマホやパソコンでもいいという場合もあると思いますが、様々な辞書を行き来できたり、活用や用例も参照できたりという意味で電子辞書を持っていたほうが便利なことも多く、個人的には持っていくことをおすすめします。日本で手に入る電子辞書は海外では珍しいようで、持っているだけで話のネタになるというメリットもあります。
すでに電子辞書を持っている人でも、英語圏以外の留学で現地語仕様の電子辞書がある場合には新規の購入をおすすめします。データカードを購入し、追加するという選択肢もありますが、追加のカードに入っている辞書はバリエーションに欠けます(フランス語の辞書の場合、仏和と和仏のみ)。フランス語仕様の辞書だと仏英・英仏も入っており、英語のできる人の場合は日本語で単語の意味を調べるよりも英語で調べたほうがわかりやすいことも多い(フランス語と英語は比較的近い言語なため)ためです。
持ち運びすることも多いので、ケースの購入もおすすめです。
電池★
(特にヨーロッパは)乾電池が比較的高価なことが多いので、他の電化製品の分も含めて事前に購入しておくことをおすすめします。使用している電化製品が対応していれば、充電池を用意してもいいかもしれません。
パソコン★★★
留学するなら正直必須。授業中の板書もパソコンで取る場合などは、特に持ち運びが多くなることを考えて重さと性能が非常に重要になってきます。基本的に日本の大学で使っているものをそのまま持ってくればいいかと思います。
しかし、日本で買ったパソコンを海外で修理するのは難しいですし、海外で新しいパソコンを買うとキーボード配列が変わってしまうので、使いにくいことが多いと思います。そのため、使っているパソコンがある程度古いものの場合、留学出発前に買い換えることを検討してもいいと思います。資料の参照などもしやすいので、タブレットとしても使える2-in-1タイプがおすすめです。
アダプター類★★★
Macbookのように端子類が少ないパソコンを使用している場合は、HDMIやVGAなどの出力用の端子への変換アダプターを持っておいたほうがいいでしょう。留学先の授業でプレゼンなどをする場合、自分のパソコンを使えたほうが便利です。
カメラ★
個人的には現地の町並みをいい感じに写真に撮りたかったので、ミラーレスカメラと三脚を持ってきました。小型のデジカメやGoproのようなアクションカメラを持っていくのもいいかもしれませんが、スマホでいいという人はそれで十分だと思います。動画撮影もできるようなものであれば、Youtubeへの投稿などにも使えますね。
コンセント変換プラグ★★★
海外ではコンセントの形が違うことがほとんどなので、充電器をそのまま持っていくだけでは充電ができないことも多いです。留学中に旅行に行くことも考え、全世界対応型の変換アダプターを持っておくと便利でしょう。
可能であれば変換アダプターを複数用意しておくと便利ですが、全世界対応型のものは高い上にかさばることも多いので、全世界対応型のものを1つだけ用意し、それ以外は目的地に合わせたアダプターを用意するというのもよいでしょう。また、日本で使っていた場合にはタコ足を用意するのもいいでしょう。
変圧器★★
最近の充電器は様々な電圧に対応している場合がほとんどだと思うので、変圧器は不要な場合も多いですが、ドライヤーなど一部の家電は現在も変圧器が必要な場合が多いです。持っていく充電器をよく確認し、100-240Vに対応と書いてない場合は変圧器を持っていくこともおすすめします。
生活用品
このあたりは旅行の時とかとさほど変わらないかと思います。
圧縮袋★★★
飛行機に乗る際、預ける荷物には大きさと重さの制約があります。衣類は体積の割に軽いので、圧縮袋を使ってあげることでギリギリの重さまで詰められるようになります。特に冬物は大きくかさを減らすことができるので、荷物が多くなりがちな長期留学には必須のアイテムです。
衣類一式★★★
長期留学する人の多いヨーロッパ・アメリカでは洋服も欧米人仕様になっているので、特に小柄な人の場合はサイズが合う服が少ない場合も多いほか、袖が長すぎる場合も多いです。現地で購入することもできますが、自分に合うサイズのものがなかなか手に入らない可能性もあることは予め知っておきましょう。7~10日分+着飾る時用の少しちゃんとした服を用意しておけば十分かと思います。渡航後すぐに使わないもの(防寒具など)については船便などで郵送するのも1つの手。
靴★★★
ヨーロッパで買える靴は足が細いヨーロッパ人に合わせて細いことが多く、僕のように扁平足の場合には足に合う靴がほとんどないという場合もありえます。また、サイズ表記も日本と異なるので、靴選びにも時間がかかります。そのため、自分の足に合う靴を数足持っていくようにしたほうがいいでしょう。
水着★★
現地で買ってもいいと思いますが、気に入っているものがあれば日本で買ったほうが無難だと思います。
タオル★
現地で買えば十分ですが、初日に買いに行くのは面倒だと思うので、着いてから数日使えるように旅行などにも便利でかさばりにくい速乾性のタオルを持っていくと便利です。
折りたたみ傘★★★
海外では大きかったり高かったりするため、常にかばんに入れておいても邪魔になりにくいような小型の折りたたみ傘を準備しておくといいと思います。
カバン類★★★
リュックなど、日々の移動で持ち歩く用。数日程度の旅行にも使えるような大きめのバックパックと、毎日の移動に便利な小型のバックの2種類あるのがいいと思います。博物館や美術館に入るときはリュックだとだめな場合も多いので、斜めがけのかばんやトートバックなど、自分の身体の前に持てるようなかばんがあると便利です。
スーパーで買い物袋がもらえないので、買い物用のエコバックなどもあると非常に便利ですが、こちらについては現地調達でも全く問題ないと思います。スーパーでも普通に買えます。
冷えピタ★★
風邪をひいたときに欲しくなる冷えピタですが、フランスでは見かけたことがありません。慣れない環境で疲れが溜まりやすく、熱が出てしまうこともあると思うので、用意しておくといいと思います。
常備薬★★★
海外の医薬品は体に合わないことも多いと思うので、風邪薬や胃腸薬、下痢止めなど、家の薬箱にあるものを一通り揃えておくといいでしょう。
日焼け止め★
肌に合わない場合もあるので、使い慣れているものがあれば持っていくといいでしょう。
サングラス★★
ヨーロッパの場合、舗装に明るい色が使われていることも多く、夏は非常に眩しくなることも多いです。日本ではかけたことがない場合でも欲しくなるかもしれません。
虫除けスプレー★
ヨーロッパであれば初日から必要となることは少ないと思うので、これについては現地調達でも十分な場合が多いと思います。
絆創膏★★
海外でも売っていますが、質がイマイチだったり値段が高かったりします。あまりかさばらないと思うので、少しくらい持っておくと便利。
カイロ★★★
寒い地域に行く場合はもちろん、そうでない場合も滞在中に旅行でそのような地域に行く場合があり得るため、寒がりの人は特に必須。海外ではなかなか見つかりません。
小型の裁縫用具★
ボタンが取れたりしちゃったときなどにあると便利。海外の洗濯機は日本のものより強力なものが多いので、使う機会は意外とあるかもしれません。
爪切り★★
日本で売っているものは圧倒的に使いやすいです。小型の使い慣れているものを持っていくと便利。
歯ブラシ・歯磨き粉★★
(少なくともフランスの場合)歯ブラシのヘッドが大きすぎるものが多く、使いにくい場合もあると思います。小さくかさばりにくいものなので、到着日に買いに行かなくてもいいように使い慣れているものを買って持っていくのが便利です。
ボディーソープやシャンプー、洗剤など★★
留学期間の分すべてを持っていくのは無理だと思いますが、最初2-3日に使える分を持っていくと到着初日に無理に買い物をしなくてもよくなるので体力的に楽になります。ドラッグストアなどで売っている、旅行用の小さいボトルを用意すると便利でしょう。
洗濯ネット★★★
水圧の強い海外の洗濯機に耐え切れず、ボロボロになってしまうこともあります。海外でも購入はできますが、洗濯ネット自体の耐久性も日本製品の方が高いため、日本から持って行くとよいでしょう。
勉強用
長期留学は勉強のために行く場合がほとんどだと思うので、もちろん勉強道具を持っていくのは重要です。
文房具★★★
日本の文房具は独自の進化を遂げており、安価で質のいいものが簡単に手に入りますが、海外だとそうはいかない場合も多いです。パリの文具屋では日本製品のコーナーが用意されているくらいです。
(少なくとも)フランスの場合、ボールペンでノートを取るのが基本的なようで、文房具屋でもシャープペンはあまり見かけません。また、その影響もあってかノートやルーズリーフの罫線がかなり濃くなっています。シャープペンでノートを取っている人の場合、出発前にある程度の量を買いだめしておくことをおすすめします。
本★★
留学先で勉強する分野の知識があるにせよないにせよ、困ったときに参照できる日本語の書籍があるに越したことはないと思います。もちろん、現地の書籍で勉強することも非常に重要なことですが、母語でインプットしたほうがインプットの効率がいいことは間違いなく、少し忘れてしまったことを復習したいときなどには日本語の書籍が一番手っ取り早いと思います。電子書籍も便利ですが、専門書はなかなかKindle版などがないことも多いので、書籍を持ち込むことをおすすめします。
語学留学でなくても語学で困ることは多いと思うので、文法書など語学関連の本を1冊持っていてもいいでしょう。
食材★~★★★
渡航先によってどの程度調達できるかが変わってきます。パリやロンドンなど、在住者の多い大都市であれば(値段こそ高いものの)様々な日本食材が手に入ります。一方地方都市だと好みのものが手に入らない場合も多くなります。
疲れた時、体調を崩した時に食べられる身体にやさしいものが少ないので、フリーズドライの味噌汁やレトルトのお粥、カップうどんなど、落ち着けるようなものを持っていくといいでしょう。醤油やみりんなど、調味料があるだけでも現地の食材を日本風にアレンジできる場合も多いです。